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スーパーネオン2014夏!を振り返り
サッカーとか見ていてよく解説者が言う「今流れが来てますねー」という表現。
「流れ」というよく分からない漠然とした観念的な表現を、解説者が使うくらい、またそれを聞いてる人が不思議に思わないくらい、スポーツにおいて「流れ」という目に見えないものが存在しているということをみんなが受け入れています。
コントをしているときも、実はこの「流れ」との戦いです。一進一退の攻防です。舞台上では常に「流れ」を意識していると言ってもいいほどです。
流れが悪いときに「流れ」を引き寄せるのは本当に難しい。
よい「流れ」をつかんだときは本当に気持ちがいい。
流れ流れ・・・澱みなく流れるための努力は惜しみません。
でもこれが難しくて、そううまくいかないのが舞台の怖いところです。
この「流れ」は、どうやって生まれるのかというと、色んなものの総合です。
まずネタそのもの。そのときの出来。あとお客さん。会場の雰囲気。会場外の雰囲気。温度とか物音とかお酒とか。
本来的には自力で作り出すものではありますが、それ以外の外的要因も大いに関係していると思います。

ここまで来て何が言いたいのかというと、「スーパーネオンホール」の素晴らしいところは、非常にいい「流れ」の中でやれるということなのです。もはや「渦」と言ってもいいくらい。これが単独公演とは違う「イベント」のいいところなのだと思います。中には、聞いた話だと、「スーパーネオンホール怖い」と言う出演者の方の意見もあるようなのですが、その気持ちもよく分かります。よい「流れ」故に、それをぶち壊してしまうプレッシャーも大きいです。それはありますけども、会場を渦巻く「流れ」にうまく乗れたときの気持ちよさといったらありません。それは音楽ライブで会場にダイブするアーティストの気持ちに近いかもしれません。何かに身を預けられるというのはそれだけ幸せなのです。
今回のスーパーネオンでは、僕達は二日目に参加しましたが、「お前の先祖」と「オーパーツ」のところで、一気に会場の流れが渦巻いたように感じました。僕らはそれにうまく乗っけさせていただきました。本当に楽しかったです。最高でした。僕らも多少なりともその渦を掻き混ぜられたのであれば幸いです。

ネオンホールの皆様、本当にありがとうございました。

【今回のプログラム】
1 ヘビーイーター
2 お酌
3 レストラン
4 ラッピング
5 足音おじさん
6 春のおばけ2014

1,3,5は今回人前初お披露目の新作でした
author:talk-street, category:-, 16:54
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